横浜市の主な⽔源の⼀つは、⼭梨県道志村を流れる道志川。
明治時代から約100年以上にわたり道志川の清流を利⽤する横浜市は、⽔が⽣まれる場所でもある「⽔源」を守るため、道志村の⾯積の約36%を保有し、森林を管理してきました。
きれいな⽔をつくりだす豊かな森林を育み、次世代に引き継ぐため、横浜市⽔道局では地元道志村や市⺠・企業などと連携して、森林保全の取り組みを進めています。
豊かな水と健全な森を次世代へつなぐために、森林整備は欠かせません。
水源の森プロジェクトは、間伐材をオリジナルグッズとしてアップサイクルし、企業のノベルティや商品などに活用することで、水源林の大切さや森林の役割への理解を広げる取り組みです。
横浜市水道局による水源林保全の取組
横浜市の主な⽔源の⼀つは、⼭梨県道志村を流れる道志川。
明治時代から約100年以上にわたり道志川の清流を利⽤する横浜市は、⽔が⽣まれる場所でもある「⽔源」を守るため、道志村の⾯積の約36%を保有し、森林を管理してきました。
きれいな⽔をつくりだす豊かな森林を育み、次世代に引き継ぐため、横浜市⽔道局では地元道志村や市⺠・企業などと連携して、森林保全の取り組みを進めています。
「緑のダム」と言われる森林。 水を蓄え、土砂災害を防ぎ、地球環境を守るなどのさまざまな役割を担っています。
私たちが利用する水資源は、その多くが森林によって育まれています。
森林に降った雨や雪は、すぐに地表を流れ出るのではなく、土壌へと浸透し、地下水として蓄えられます。その後、時間をかけてゆっくりと流出することで、安定した水供給を支えています。
また、地下水は地層の隙間や岩盤の亀裂を通過する過程で、適度にミネラルを溶解し、良質な水へと変化します。
さらに森林は、降雨時と無降雨時における河川流量の変動を緩和する機能も担っています。これにより、雨が少ない時期であっても水が枯れにくく、安定した水環境の維持に寄与しています。
森林内では、強い降雨があった場合でも、下草や落葉、腐葉土が雨滴の衝撃を緩和し、雨水の地中への浸透を促進します。これにより、表層土壌の流出は大幅に抑制されます。
さらに、樹木の根系は土壌を保持する役割を果たしており、土砂の流出や斜面崩壊の防止にも寄与しています。
樹木は、光合成によって成長する過程で、大気中のCO₂(二酸化炭素)を吸収し、炭素として幹や枝などに固定・蓄積します。
この働きは、温室効果ガスの削減に寄与し、地球温暖化の抑制において重要な役割を果たしています。
石油などの化石資源を継続的に使用することで、大気中のCO₂をはじめとする温室効果ガスの濃度は増加します。これにより、地球は温室のように熱を保持しやすい状態となり、気温上昇(地球温暖化)が進行します。
こうした背景から、国際的にも温室効果ガスの排出削減に向けた取り組みが進められています。
※温室効果ガス:CO₂(二酸化炭素)をはじめとする、熱を吸収・保持する性質を持つ気体の総称
人工林は間伐を行わないと森林本来の機能を十分に発揮できなくなります。
森林整備は健全な成長に不可欠です。
横浜市が保有する道志水源林の面積は、道志村全体の約36%にあたる2,873haに及びます。そのうち約26%は、スギやヒノキを中心とした人工林が占めています。
人工林は、植栽後に適切な間伐を行わない場合、樹木同士が過密となり、林内に十分な日光が届かなくなります。
その結果、樹木の健全な成長が阻害されるとともに、水源涵養や土砂流出防止といった森林本来の機能が十分に発揮されなくなります。
間伐は、森林の健全な成長を促し、これらの機能を維持・向上させるために不可欠な管理作業です。
本プロジェクトでは、間伐材を活⽤し、「マグネット」や「キーホルダー」、「しおり」などの小物に加工します。これにより、横浜の水源林や水源涵養機能への理解を深めるとともに、木製グッズの活用を通じて森林への関心を高めます。企業・団体の皆様と連携し、横浜での取り組みを推進していきます。

※横浜の水源林は、森林法に基づき、水源涵養機能などの公益的機能を確保するため、多くが保安林に指定されています。 そのため、通常の森林と比べて、間伐材の搬出には一定の制限が設けられています。
本プロジェクトは⽔源林の間伐材活⽤により、SDGsの取り組みに貢献しています





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